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山里に響く音色に陶酔 

山里に響く音色に陶酔
2007/10/5

「相知町蕨野棚田のふるさとの灯り」 ~日本の棚田百選に選ばれている蕨野の棚田でこのほど、 棚田をライトアップするイベントが開かれた。 1750個のロウソクの灯りが棚田を照らし、 オカリナと三味線の演奏が秋の山里に響いて、 訪れた人たちを優しく包んだ。

5年程前、 蕨野棚田米の愛好家に感謝を込めて佐賀の百貨店の消費者らを招き開催したのが始まり。 再開の気運が高まり、 地元住民らでつくる 「棚田と菜の花実行委員会」 (中山茂廣委員長) が主催して昨年復活した。 今年も同百貨店の顧客43人を含む約200人が、 稲刈りが終わり夕闇に包まれた山里に集まった。



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イベントのメーン会場は高さ約8・5㍍の 「日本一の高石積みの棚田」 周辺。 集合場所の蕨野交流広場から会場までの道には1㍍間隔でロウソクがともされ、 散策する来場者を幻想的な世界へと導いた。 会場では 「日本一の高石積み」 が投光機で浮かび上がり、 市内でオカリナ講師を務める荒木あつ子さん=山本=と友人のピアノ講師山添静さん=肥前町=が 「ふるさと」 や 「コンドルは飛んでいく」 などを演奏。 来場者は 「ふるさと」 を口ずさむなどして酔いしれていた。

オカリナやピアノの音色を楽しんだ後は広場に戻り懇親会。 地元住民が用意した手打ち蕎麦やのっぺい汁、 収獲されたばかりの棚田の新米おにぎりが振る舞われ、 住民らと会話を弾ませながら舌鼓を打った。 百貨店のバスツアーで参加したという佐賀市の上村くみさん (60) は 「棚田が幻想的で素晴らしかった。 おにぎりも蕎麦もとても味わい深い」 と美しい山里と豊かな実りを満喫していた。

ライトアップに使われたロウソクは、 蕨野地区 (64世帯) の住民が、 廃油を使って一つひとつ手作りしたもの。 棚田で有機農業と景観保全などを学ぶ佐賀大の学生も手伝った。 同地区の棚田は国の 「重要文化的景観」 に指定される動きが進んでおり、 同地区の区長も務める中山委員長は 「とてもいいこと。 これからも都市からの消費者や親子を招いての稲作、 蕎麦作りなどの体験、 また棚田ウォーク、 菜の花の種まきなど様々な交流イベントをますます活発に行っていきたい。 この秋のふるさとの灯りも定着させ、 年々盛大にし、 地区をあげてのおもてなしを続けていきたい」 と目を輝かせた。

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