FC2ブログ

末盧国の王墓確認される 

末盧国の王墓確認される
2007/11/22

唐津市教委は21日、 桜馬場遺跡を発掘調査し昭和19年 (1944) に甕棺が埋まっていた位置が発見より63年ぶりに特定出来た、 鏡片やおびただしいガラス玉など新たな副葬品が発掘された、 かなり正確な時期が判明できたなどと発表。 『魏志倭人伝』 に記された 「末盧国」 の王墓に間違いないとした。 また同書に記されたうちのクニの王墓と評価されたのは、 伊都国の 「三雲南小路遺跡」 と 「平原遺跡」 に次いで3件目となる。

hakkutu1.jpg

同遺跡は昭和19年、 地権者が防空壕を掘るさいに見つかった。 当時の考古学者が、 中国の後漢鏡である流雲文縁方格規矩鏡2面、 有鉤銅釧26点、 巴形銅器3点、 鉄刀片1点などが掘り出され国の重要文化財に指定された。 また甕棺は模様をスケッチして埋め戻されていた。 今回は土地所有者から住宅建設申請があったために市教委が6月から、 戦前の資料をもとに発掘調査したもので、 内行花文鏡片2点 (昭和32年出土のものと接合)、 鏡片1点 (流雲文縁方格規矩鏡と接合)、 巴形銅器片1点、 素環頭大刀片4点、 ガラス木霊2100点超、 勾玉3点、 管玉13点、 巴形銅器1点が発掘された。

今回の発掘で、 甕棺が見つかったとされる防空壕跡では、 甕棺を置いた地層が確認され、 甕棺は現在の地層より約1㍍下に、 頭を西にして45度の角度で埋葬されていたこと。 また甕棺の一部が新たに発掘され、 その模様から埋葬時期が弥生後期初頭ではなく後期前半期 (1世紀後半~2世紀前半) であることがわかった。 また全国で30点ほどしかない巴形銅器が合計で4点も出土したこと、 素環頭大刀片、 大量のガラス小玉、 鏡3面など当時としては最高級の品々が同墳墓に埋葬されていたことなどから、 西谷正・九州大学名誉教授は 「末盧国の王墓と確信している」 と語った。 さらに新しい発掘品の多くは、 国重要文化財指定の可能性は高く、 全国的にも貴重な史跡と言えそうだ。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
購読のお申込み・広告掲載のお問い合わせ
お気軽にお問い合わせ下さい

唐津の新鮮な情報満載!
びびっと!来たら、びびっと!いってみよう(^.^)/

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://karatsushinbun.blog100.fc2.com/tb.php/198-d7ef4141