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中里逢庵氏日本芸術院会員 

中里逢庵氏日本芸術院会員
2007/12/2

日本芸術院 (三浦朱門院長) は30日、 芸術に顕著な功績があったとして、 新会員5人を発表した。 陶芸部門では、 唐津焼の第1人者・中里逢庵さん (84) =唐津市町田、 第13代中里太郎右衛門、 本名中里忠夫=が選ばれた。 会員はこれで107人になる。

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日本芸術院は各部門の芸術家を顕彰するため旧文部省により設置されたもので①美術②文学③音楽・演劇・舞踊の各部門から選ばれ、 定員は120人。 特別公務員となり、 終身会員となる。

逢庵さんは1923年、 先代の人間国宝・中里無庵さん (第12代中里太郎右衛門) の長男として生まれた。 1951年に陶彫 「牛」 で日展に初入選した。 1967年日展会員。 1969年第13代中里太郎右衛門を襲名。 1984年 「叩き唐津手付瓶」 で日本芸術院賞受賞。 2002年京都大徳寺で得度して、 逢庵を授かる。 2004年京都造形美術大学院から、 古唐津の研究で博士号を授与。

戦後台湾から復員して以来、 先代無庵さんとともに古窯をめぐって、 古唐津の陶片を集めては、 途絶えていた唐津焼の技術再興に力を尽くした。 特に叩き技法を得意とし、 古唐津と叩きのルーツを求めて韓国や中国、 アジアからヨーロッパまで足を伸ばすなど研究熱は旺盛。 また、 毎日昼ごろから初めて夜中まで活動も精力的に続けている。 絵付けのためのスケッチも欠かさない。 「以前のスケッチを見ると、 まだまだ未熟さを感じる。 技術は終わることがないよ」 と話す。

芸術院会員に選ばれたことは 「まだまだ実感は沸かないが、 これで研究 (古唐津と叩き技術) がしやすくなった。 まだまだやりたいことがいっぱいある」 と目を輝かせる。

第14代中里太郎右衛門さん (50) は 「父の仕事振りや気持ちは家族や従業員もよく知っているので、 みんなも本当に喜んでいる。 また祖父と父が日本の工芸界を極めことこは、 唐津焼の発展と励みになります」 と語った。

なお辞令伝達式は17日、 東京都上野の日本芸術院会館である。 所属は第1部 (美術) の第4分科 (工芸) となる。


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