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2500年の歴史を紹介  

テーマ展 「朝鮮半島のやきもの」 が14日から、 県立名護屋城博物館で始まった。 先史 (紀元前5世紀) から朝鮮時代後期 (19世紀) までの土器や陶磁器を一堂に取り揃え、 2500年の流れを紹介している。

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朝鮮半島の焼き物の歴史は8000年前の新石器時代初期に始まる。 世界的にも独特な歴史を持ち、 日本のやきものにも強い影響を及ぼしてきた。 今回の展示会では、 その時代時代の代表的な焼き物53件58点が並ぶ。 ①先史~原三国時代 (紀元前5世紀~3世紀) ②三国~統一新羅 (4~8世紀) ③高麗時代 (10~14世紀) ④朝鮮時代 (15~19世紀) に区分して紹介している。

先史~原三国時代の土器の特徴は、 朱色や褐色の器面の美しさにある。 この世とあの世の境にいる霊的な動物とされてきた水鳥 (鴨) を象った 「鳥形土器」 など巧みな造形も目を引く。

統一新羅の土器は、 ロクロや叩き技法で成形し、 窯で還元焼成されたもの。 酸素を送らず自然釉で灰黒色に仕上がった作品は格式高く、 権力の象徴や祭器として使われてきた。

高麗時代には中国との交流から青磁が誕生。 翡色 (ひしょく) と形容され、 日本では中国磁器とともに垂涎の的となったその美しさを、 「青磁象嵌印花雲鶴文鉢」 などの作品で堪能できる。

朝鮮時代になると粉青沙器と呼ばれる独特な陶器が生まれ、 文禄・慶長の役を期に九州・山口の陶磁器生産に強い影響を及ぼした。 また後期には白磁、 鉄砂、 辰砂、 染付など多様なやきものが出てきた。 展示品のうち 「粉青沙器鉄絵魚文瓶」 は2匹の魚が白化粧土上に鉄絵で力強く表現した名品。 粉青沙器特有の青味かかった釉薬と溶け合う微妙な発色が美しい。

焼き物の色調の変化に焦点を当てているのも今回の特色。 赤、 黒、 青、 白と劇的に変化させ発展してきた歴史をみることができる。 展示会は来年1月27日まで。 うち月曜と年末は休館、 月曜が祝日の場合は開館して翌日が休館。 観覧無料。 問い合わせは同博物館 (電話82・4905) へ。

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